ほぼ月 第五弾!
ほぼ月とは、組合員のみなさんにもっと本を読んでもらいたい…!というC.C.S.書籍担当の思いから生まれた書籍紹介企画、「ほぼ月イチ書籍紹介」の略称です。組合員さんによる投票で決定したジャンルをもとに季節にあった本を紹介していきます。長期休業中は紹介しないため、「ほぼ」月となっております。
みなさんこんにちは!今回のほぼ月も前回同様、組合員のみなさんにほぼ月で取り上げる本のジャンルを決めていただく「ジャンル投票」ではなく、C.C.S.書籍担当が選んだ作品を紹介します!
今回紹介する本は、『推し、燃ゆ』(著 宇佐見りん)です!この作品は、デビュー作『かか』で第33回三島賞を受賞した21歳・新進気鋭の作家の第二作目にして、第164回芥川賞を受賞した話題作です。全てを懸けて推しの子を推し続けた主人公の人生に、自らの姿を重ねた方もいるのではないでしょうか?
『推し、燃ゆ』を読んでみて、、、、
言葉にならない程、オタクだなって思いました。(←語彙力の無いオタク)失礼。この作品は21世紀の今だからこそ、爆発的に人を引き寄せる内容なのだと思いました。それは、SNSの普及や『推す』という行為が認知し始めている今を、オタクの存在と共に構築された物語です。著者である宇佐見りん氏が綴る文章は、オタクの感情を巧みな語彙力で表現し、希望でも絶望でもあるようなリアリティがありました。是非、その目で確かめてみてください!(農学部2年 男)
オタクである私にとって、これは誇張された私の日常でした。 Twitterなどで日々流れてくる私たちオタクの感情が詰まった1冊で、ページをめくりながら共感が止まらなく、恐ろしくすら感じました。 私を含め、オタクの皆さんは主人公のようにならないよう、きをつけないといけませんね。(国際学部2年 女)
皆さんは今、何か熱中していることはありますか?では、その熱中している人やものが、いきなり目の前から消えてなくなってしまったら、どうしますか? この、「推し、燃ゆ」は、”失ってから気付く存在の大切さ”に気付かせてくれる1冊となっています。 今目の前にある環境を当たり前とするのではなく、今しかない一瞬を大切に生きようと思わせてくれる物語となっています!(共同教育学部2年 女)
この作品を読めば、ある一つのことのみに没頭することの危険性というものがよく分かると思います。自分の時間、お金、労力を、たった一つのことに捧げるのではなく、上手に分散させることが大切なんだと気づかされました。もしそれができないと、主人公のように悲惨な状況になってしまうかもしれません……詳細が気になる方はぜひ読んでみてください!!(地域デザイン科学部3年 男)
みなさん、命を懸けて推せるもの、何かありますか?恥ずかしながら、私にはありません。 これは、文字通り『命を懸けて』一人のアイドルを推し続けたファンの物語です。全てを懸けてまで推し続けた彼女が、その先に見るものは…?(教育学部4年 男)
どうですか?読みたくなったでしょう!!
『推し、燃ゆ』は峰キャンパス大学会館1階にある購買書籍コーナーでも好評発売中です。気になった方は是非、手に取ってみてはいかがでしょうか?
また、生協で書籍を購入する際に組合員証(紙・Web版)を提示すると、なんと10%OFFで書籍を購入することができます!このサービスは、購買ならではですね!
今回のほぼ月でも、前回と同様に「ほぼ月ボード」の作成を再開しました!峰購買書籍コーナーにて掲載されていますので、本作品が気になった方は、是非お越しください!!
では、次回のほぼ月もお楽しみに!
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