ほぼ月第19弾!

みなさんこんにちは!暑い日、雨の日と天気が移り変わるこの時期ですが、元気にお過ごしでしょうか。

峰食堂、教科書販売所、峰購買書籍店で行った投票の結果、5月ほぼ月のテーマは「こどもの日」に決定しました。そこで、今回書籍担当が選んだ本がこちら・・・

今回5月のほぼ月として紹介するのは【向日葵の咲かない夏】です!

では早速、ご紹介したいと思います!

『向日葵の咲かない夏』道尾秀介

夏休みが始まる終業式の日、小学校を休んだ友人の家に寄った僕は、彼が家の中で首を吊っているのを発見する。慌てて学校に戻り、話を聞いた先生が警察と駆け付けてみると、その死体は消えていた。「嘘じゃない。確かに見たんだ!」混乱する僕の前に、今度は友人の生まれ変わりと称するモノが現れ、「―僕は、殺されたんだ。」と訴えた。半信半疑のまま、僕と妹は友人に言われるままに、真相を探る調査を開始した。

それでは、これより担当の感想をご紹介します。

小学生が主人公で、軽く読みやすい文体とは裏腹に、設定や話の展開に重みがあります。最後のどんでん返しには、想像もつきません!!😮読後感はなんだか不思議な感覚でした。私個人としては、おもしろいというよりも興味深い一冊だと感じました。私はこの本を四回程読んでいますが、読むごとに新しい発見や隠された描写に驚かされます!ミステリーを楽しみたい方、いい意味での裏切られた感を味わいたい方に、特におすすめです!📚

〈共同教育学部2年 女子〉

世界には様々な本がありますが、ミステリーやホラーというジャンルを超越しているかのような印象を持った本です。人間という自分、友人、家族について、そして自分自身についての不可思議な考え方を抱かざるを得ない、そんな力がこの物語には秘められています。

〈地域デザイン科学部2年 男子〉

一通り読み終わった後、頭がこの「物語」を理解するまでに、相当な時間を費やしました。
読み進めるごとに不意に現れる違和感の積み重ねが、悍ましい真実へと私たちを導いていきます。読後も纏わりつくような、名状しがたい不安な感覚を、あなたも味わってみてはいかがでしょうか?

〈地域デザイン科学部3年 男子〉

読んでいるあいだはずっと流されるような感じでストーリーが展開して行くのに、最後の展開になってから急に全てをひっくり返されているような気持ちになりました。特に最後の数行の部分が心に深く残りました。読む時はイッキに読むことをおすすめします。

〈地域デザイン科学部3年 男子〉

いかがでしたか?

暑い日の夜には怖い話、雨の降り続く午後にも怖い話、風の強い午前中にも怖い話がおすすめです。
ホラーやミステリー好きの方はもちろん、この機会に新たなジャンルに挑戦してみたい方、不思議な本を読んでみたい方にもおすすめの一冊です。

※心が弾みすぎて落ち着きたい、今晩は眠りたくないという人に特におすすめの一冊となっております。読み進める際はくれぐれもお気を付けください。

それでは次回のほぼ月のお楽しみに✨

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