ほぼ月第18弾!
ほぼ月とは、組合員のみなさんにもっと本を読んでもらいたい…!というC.C.S.書籍担当の想いから生まれた書籍紹介企画「ほぼ月イチ書籍紹介」の略称です。組合員による投票で決定したジャンルをもとに季節に合った本を紹介していきます。長期休業中は紹介しないため、「ほぼ」月となっております。
みなさん、こんにちは!新入生の皆さんはご入学おめでとうございます🎉
今年度もWebほぼ月をどうぞよろしくお願いします!
今回4月のほぼ月として紹介するのは【桜の下で待っている】です。ふるさとに思いを馳せる5人を乗せて、東北新幹線にて紡がれる短編集をぜひお楽しみください🌸
では早速、ご紹介したいと思います!
『桜の下で待っている』彩瀬まる
桜前線が日本列島を北上する4月、新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行先で待つものは――。
実家との確執、地元への愛着、生をつなぐこと、喪うこと…
複雑にからまり揺れる想いと、ふるさとでの出会いをあざやかな筆致で描く、「はじまり」の物語。
ふるさとから離れて暮らす方も、ふるさとなんて自分にはない、という方も、心のひだの奥底まで沁みこむような感動作。
それでは担当の感想をご紹介します🚅
東北新幹線の停車駅を舞台に描かれる5人の物語は、どれも人と人、人とふるさととのつながりを意識したものです。お話は全てお花が関連していて、その点からも春を感じられました!栃木県も物語の舞台になっていて、なんだかとてもワクワクしました✨読書で旅ができた気分です!出会いと別れの季節に読みたい、ふるさとを想う物語です🌸
〈共同教育学部2年 女子〉
場所、立場、そして人が変わる新しい生活が始まる季節、それぞれの家族を見守る春の草花たち。この季節の小さな意思が東日本で広がりゆく家族と故郷《ふるさと》を優しく見守るお話です。この春から新生活を始めた人、新しく後輩ができた人、挑戦と不安の一年になりそうな人に読んでほしい一冊です。
〈地域デザイン科学部2年 男子〉
短い話が集まっている短編集でとても読みやすかったです。それぞれの登場人物におこるドラマはどれも「ふるさと」と縁のある話で思わず自分の「ふるさと」について考えてしまいました。あなたにとっての「ふるさと」がどこなのか考えながら読むと面白いと思います。
〈地域デザイン科学部3年 男子〉
ふるさとへと続く旅路の中で、忙しない日常からは切り離された時間が、人々に変化を与えていきます。抱える思いは人それぞれですが、どれも情景や心情が繊細に紡がれていて、そこはかとなく人間味を感じさせます。
私たちは普段、何気なく過ごしていても、気づかぬうちに疲れていることがあります。この本はそんな時に読んで欲しい、ふるさとに思いを馳せ、温かい気持ちになる一冊だと思います…!
〈地域デザイン科学部3年 男子〉
いかがでしたか?
4月になって年度が変わり、新生活が始まりましたね。何か新しいことを始めてみたいと思っている人も多いかもしれません。ところで大学生の趣味といえば、やっぱり読書ですよね。普段あまり本を読まない方も、読書が好きな方も、新生活のお供にこちらの1冊いかがでしょうか?
それでは次回のほぼ月のお楽しみに✨
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